札幌の整体院 「肩こり・腰痛回復センター」院長の荒井です。
最近ちょっとした起業ブームのようです。特にセラピストとかカウンセラーの業界では簡単に起業できるとのうたい文句で多くの方が参加されるのだとか。
ただ、その実態を見てみると月に3万円~5万円程度の収入の方がほとんどで、5年以内にそのほとんどが消えてなくなってしまっています。いくら資格を取っても、実際には食べていけないのが実情です。
これでは脱サラや自宅で起業といった、自立する垣根が低くなった一方で、スクールビジネスを行っている企業だけが収益をあげ成長するという…矛盾を抱えているように思います。
そこには、“技術だけでは経営は成り立たない”という現実問題をないがしろにしてしまっていて、とにかく技術さえ学べば何とかなるといった甘い考えがうかがえます。
現に多くの国家資格を持った治療家も、僕の「経営塾」で安定した売り上げを維持していくスキルを学んでいます。
当院では整体の技術のみならず、特に経営に重きを置いて指導を行っています。それは技術を軽んじている訳ではなく、技術を重んじるからこそ、心理面で「お金」に対する不安要素があっては整体施術による効果も半減してしまうからです。
人はモノや機械ではありません。
日々心理面で多くの変化があり、ストレスに対する対抗力も個人差があるのです。それを知らずにただカラダの筋肉のコリだけを見て、筋肉をあれこれいじり、「はいコリは取れました」…ではその場は良くてもまた辛い症状は再発しますし、なによりも根本的な問題解決に至っていません。
そしてそんな整体技術の店舗から人はどんどん遠のいていきます。
日常生活での「考え方・感じ方」、「言葉遣い」、「行動の仕方(動作の仕方)」といった習慣がカラダには大きな影響を与えています。
同様に、自立起業して成功していくにも「考え方・感じ方」、「言葉遣い」、「行動の仕方(動作の仕方)」が欠かすことのできない要素となります。
僕は恥ずかしながら、整体で起業するまで大きな失敗の連続でした。
※詳しくは⇒『札幌の治療家の世界観』をご覧ください。
失敗に伴う痛みもこの上なく多く体験してきていますが…「失敗」は成功への途が断たれることではなく、成功へと後押ししてくれる応援団なのです。(ちなみに僕は「失敗に応援される心理学」も教えています)
失敗を避けて成長はありませんよね?赤ちゃんがはいはいから立って歩けるようになる時も、初めて自転車に乗ることに挑戦した時も、みな同じです。
ただ、多くの方が恐れるのが「お金」を失うこと。
確かに人間のDNAは失うことにないする防衛反応はものすごく強いです。命を失ってしまってはもともこもありませんからね。
でも、お金や幸福は無限にあり、尽きることはない…としたらどうでしょうか?
そういったマインドも経営には欠かせないポイントです。教室で教えている先生は、こういった経験やマインドはお持ちなのでしょうか?お金を稼ぐ喜びを知っているのでしょうか?そして自己実現していく幸福感を味わったことはあるのでしょうか?
全ての答えは現場にあります。