札幌の無痛整体
肩こり・腰痛回復センター 院長の荒井です。
あなたは、
肩こり・頭痛・腰痛や坐骨神経痛やメニエールなどの、痛み・しびれ・めまいなどがが治る、治らないは治療院の先生次第。
そう思っていませんか?
もちろん技術的に未熟な整体施術家は論外として、症状の改善・回復に大きく関わる重要なことが別にあるのですが、それを知らない方がほとんどです。
あなたが治療院を訪れて、初対面でいきなりその先生を信頼することは出来ますか?難しいですよね。
そんな初対面の先生に 「これはすぐには回復は難しいと思われます」 「生活習慣を変えていかないことには根本的な改善は得られません」と言われてしまうと、
今すぐにでも治りたいあなたは、不安になってしまいます。
そして違う治療院に行きたくなる。
これは無理もありません、ごく普通の心理反応だと思います。
ただ、別の治療院に行っても、目の前に現れるのは信頼関係のない先生ですから、同じことを繰り返してしまうことになってしまいます。
実は、ここであなたにとって症状改善に重要なことは、「別の治療院を探し求める」のではなく、「先生と信頼関係をつくる」ことです。
「え~?お金も時間もかけて行ってるんだから…それは先生がすべきことでしょ?!」
そう思われる方がほとんどだと思いますが、残念ながらこれではなかなか回復は見込めません。
症状の改善・回復のためには、施術者と患者さんとが協力しあって信頼関係をつくっていかなくてはならないのです。
施術者がどんなに頑張っても、患者さんの心が閉じられてしまっていては信頼関係を築くことは無理なのです。
これは別の治療院に行っても、別の先生にかかっても結局は同じことです。
施術する側に努力が必要なのは言うまでもありませんが、患者さんにも努力が必要となります。
奥さんに言われて、嫌々来院される患者さんや、「痛みは先生が治すもの」と思っている患者さんは回復の道のりは険しくなってしまうのです。
つらい症状を改善し回復していくのは施術者と患者さんの共同作業なのです。
ランナーはあなたであり、施術者は完走できるようにサポートするサポーター役。例えるなら、マラソンランナーでオリンピック金メダリストのQちゃんがあなたで、それを影で支えてQちゃんの能力を十分に引き出した小出監督が施術者なのです。
では、改善に重要な信頼関係をどうすればつくっていけるのでしょうか?
少し大げさかもしれませんが、初対面の人にあなたは「自分の命を預ける」ことができますか?そんなに信頼できる人など、一生にそんなに出会えるものではないでしょう。
同様に、たった1回の来院で「この先生は素晴らしい!この先生の言うことはなんでも聞こう。この先生について行こう!」などといったことは、あり得ない話ですよね。
心理学的に言うと、人は最低3回会わないとある程度の信頼関係はつくれないのです。
通院に限らず、仕事においても恋愛においても最低3回会わないと人間関係は深まりません。通院においては3回目でようやく「本音」を話せるようになり、本格的な回復に加速がつくのです。
初回はどうしても「否定的目線」になりがちです。「先生との相性が良くない」「言っていることに疑問を感じる」といった理由で、通院をやめてしまう患者さんがたくさんいます。
そしてまた別の治療院を探すのですが、やはりそちらも1~2回で中断してしまい、次々に治療院を渡り歩いてしまう治療院ジプシーになってしまうのです。
まずは3回通院してみて、不安を減らし、冷静に判断できる状況を作ってみてください。もし3回通ってみて、「どうしてもこの先生とは合わない、無理だ」と思ったのであれば別の治療院を探すのも仕方がないでしょう。
また、症状が治りやすい人・治りにくい人には大きく異なる違いがあるようです。以下は精神科医の樺沢紫苑先生が著された本になりますが、是非とも多くの辛い症状を抱える方や施術家、医療従事者には読んでいただきたい本です。
この本の中で、樺沢先生は「病気が治る人」と「病気が治らない人」について記されています。
整体施術の現場でもまさにこれが当てはまります。
かねてより僕は『カラダとココロ(精神)」は切っても切り離せない関係にあり、カラダだけ見ていても根本回復には至らない』と提唱させて頂いておりますが、この本の中では精神的な専門家の目線でそれがしっかり証明されています。
ストレスと言うと、すぐに仕事でのプレッシャーや人間関係のトラブルなど精神的なものをイメージしがちですが、痛みやかゆみ、寝不足や疲労、空腹やのどの渇き、暑さや寒さなどもストレスです。
今までのようにカラダを筋肉と骨の塊ととらえていては、思うような改善・回復には至らないことが解ってきたのです。あなたの精神的なものも大きな比重を占めていることをまずは受け入れていくことが大切です。
是非心を開いて整体施術家の先生と向き合ってみて下さい。