札幌の無痛整体
肩こり・腰痛回復センター 院長の荒井です。
腰痛の治療で整形外科を訪れた方で、レントゲンやMRIを撮った経験のある方は多いと思います。
「見てみて下さい、この腰椎と腰椎の間の椎間板がこんなにつぶれてしまっているでしょ。これが今の腰痛の原因なんです。この椎間板の後ろから神経が出ていて、その神経が圧迫されて腰痛が起こっているんです」
整形外科ではこういった説明がされているようですし、ついつい「なるほど!」って納得することが多いのではないでしょうか?
ただ、腰痛で当院に来院される多くの方をみていると、カラダの実態は必ずしもそんな単純では無いことに気づかされます。
例えば、
「レントゲンやMRIの結果特に骨に異常はありませんので、一応お薬と湿布を出しておきますね」
「レントゲンやMRIの結果特に骨に異常はありませんので、あなたの心理的問題ではないでしょうか?心配であれば一度心療内科を受診することをおすすめします」
と言われている方は多いようです。
「骨に異常がないのに深刻な腰痛が続いている」方はますます不安になってしまいますよね。
反対に、レントゲンやMRIでは骨がつぶれているように写っているのに、まったく腰痛知らずで生活しているいる方は大勢いらっしゃいます。
このように、実は腰痛は骨や軟骨とは無関係に起こる場合もあるのです。
残念なことに筋肉や血管、神経という、腰痛の直接的原因になる器官はレントゲンやMRIには写りませんし、多くの場合腰痛は「動くときに強い痛みが出る」ことがほとんどなので、止まった状態で撮るレントゲンやMRIでは解らないのです。
当院では、レントゲンやMRIで「骨や軟骨に異常のある方」の腰痛でも、筋肉の硬直の原因を突き止めて筋肉をゆるめ、バランスを調整することで腰痛が回復されることは日常的です。
しかも当院の整体施術は10分~20分程度。
こんな短い時間でつぶれてしまった腰椎軟骨がもとに戻ることはあり得ません。つまりは、骨や軟骨には関係無かったということになるのです。
私たちのカラダはとても精密です。
機械で測定できないようなほんのささいなゆがみであっても、違和感や痛みとして認識するのです。そしてこの認識する機能は筋肉や腱の中にあります。
この超高感度の認識能力を上手く使うと、腰痛を回復したり予防する事が出来るのです。
腰痛は骨や軟骨の問題としてばかり捉えるのではなく、筋肉のバランスが崩れた問題として考えることで、多くの方々が元の楽な生活に戻っていることも現実なのです。