札幌の無痛整体
肩こり・腰痛回復センター 院長の荒井です。
ここ1年くらい不眠が続き、首や背中にダルさと足先などに冷えを感じる症状で、心療内科に通院中の男性が来院されました。耳鳴りや背中の痛み、側弯症などの症状もあるようです。
5ヶ月ほど前には心療内科の薦めもあって運動をしてみたこともあるそうですが、最近は止めてしまったそうでカラダを動かすことも仕事以外ではほぼない様子。
仕事もそんなにカラダを動かす作業ではなく、カラダに辛さはなさそうですが、睡眠導入剤が無いと眠れない状況とのことでした。
当院独自の、自律神経の状態をチェックする筋力テストでは、まったくカラダに力が入らず体幹も崩れてしまっています。カラダの力がうまく抜けずに、仰向けで寝ると両肩が天井のほうにかなり上がってしまっています(肩をすぼめたような姿勢)。
自律神経の問題で来院される方は急増しています。
会社での人間関係、仕事でのストレス、対人関係での悩み、将来への不安、責任感からの自責の念…。
やはり真面目な性格の方が、多く症状を抱えているようです。
当院の整体施術では、自律神経の調整はカラダから行っていきます。自律神経が興奮した状態で日常生活を送ってしまうとどうしても寝つきが悪かったり、寝ている途中で目覚めてしまって眠れなくなったりします。
眠らなくても死に至ることは無いのですが、明日に及ぼす影響などを考えると不眠は大きな不安となることは私自身が経験しているので良くわかります。
こういった場合、カラダの緊張がゆるむ感覚を脳にしっかりと覚えさせることを繰り返し行います。ちょっと脳とのやり取りを解りやすくお伝えすると、
「あ、カラダの力が抜けた!…。へ~力が抜けても大丈夫なんだ!! 何となく楽かも?!」
カラダの変化を徐々に脳に固定化していき、カラダの緊張感を解いていっても不安が募らない状態を徐々に作っていくのです。
さらに筋力テストを行い、さっきまで力が入らなかったカラダが、かなり力が入るようになると脳は大きな自信を持ち始めます。
不安や恐怖は脳が勝手に作っているのですが…当事者にとってはきついものです。
4回ほどあまり期間を空けずに整体施術し、その後2週間経って来院された時には、ご自身の口から「かなりいい状態だと実感できてます」との事。
ここが大切なのです。
いくらこちら施術者がカラダについての変化を説明しようと、ご本人が納得されていない場合にはうまくいきません。
そういった意味では、僕、施術者との人間関係もとても大事なのです。
来院される方は誰でも緊張されて来院されますし、不安や疑念を持って来院されることも多いです。
それをいかに早く解消してあげて、改善に向けてのスタートを切れるか。
なので、ご本人が来院の意思を持って来られていない場合は思うような変化が出てきません。例えば、近親者が心配をして連れてきてもご本人が整体に希望を持たれていない場合です。
「なんで整体に来ているのか?」が本人の脳で納得できていないのであれば、ただのマッサージのように感じてしまいます。
そしてマッサージで自律神経の問題が解消されるわけがない…という経験知識で変化を止めてしまうのです。
もし近親者の方が、心配で本人に当院を薦める場合は、
ご本人に僕のプロフィールを読んでいただいて、ご本人がホームページの
肩こり・腰痛回復センターの治療に対する考え方
に目を通してからご来院ください。
自律神経失調症は脳の作用が大きく影響しています。
カラダを通して少しずつ脳に納得してもらい、変化を実感していってもらうのが当院で考える最短での回復方法です。