札幌の無痛整体
肩こり・腰痛回復センター 院長の荒井です。
朝起きて、「さぁ靴下を履こう!」としたときに腰に強い痛みが走る方がいらっしゃいます。
靴下を履く動作というのは、足をカラダに引き寄せようとする動作ですよね。
この時に動くのが大腰筋というお腹の中の背骨から股関節につながる筋肉なんです。
この筋肉が硬直してしまっていると、縮まらなくてはならない大腰筋がうまく縮まらなくなってしまいます。すると余計に大腰筋の筋肉の緊張を招いてしまうことになり、腰に付着している部分に強い負担がかかり腰痛を発症します。
長距離を歩いたり、走ったりして足を上げる動作が続くとこの大腰筋は疲労していきます。そして寝ている間にその疲労が解消されない状況になると、朝起きがけには大腰筋は硬直したままで収縮がうまく出来ない状態になってしまっているのです。
また反り腰ぎみの方にもこういった腰痛は多くみられます。反り腰の方は大腰筋が縮んでしまっており、足をカラダに引き寄せようとすると先ほどと同様に、縮まらなくてはならない大腰筋がうまく縮まらなくて腰に痛みを出します。
これらのケースでは、お尻の上の腰の筋肉も縮こまっていたり、お尻そのものの筋肉が硬直して上手く伸び縮み出来ない状況になってしまっていたりという、他の影響も受けていることが多いです。
このような腰痛の場合の整体施術は、まずは脚から筋肉の硬直を緩めていき、背骨から股関節に付着している筋肉やお尻の筋肉の緊張を取っていきます。
同じ姿勢が長期間続けられたりしている生活習慣によって、筋肉は次第に疲労を溜め込んでいきます。本来は寝て疲労が解消され、筋肉は伸び縮みできる状態に回復するはずなのですが、徐々に蓄積された疲労に回復が追い付かなくなっているのです。
筋肉は強く揉むと、その時は筋繊維が破壊されるので柔らかくなった気がしますが、実はカラダや脳は「攻撃された」と判断し、筋肉を余計固めて防御態勢になってしまいます。
これでは筋肉を伸び縮みできるようにするのに対して逆効果となってしまうのです。
ですからなるべく少ない刺激で、カラダや脳が「攻撃された」と判断しない状況下で、スピーディーに施術していく高度な技術によって整体施術することが必要となるのです。
また、筋肉を硬直状態からゆるめるだけでは解決には至りません。正しく伸び縮みできる筋肉を維持するには、正しい姿勢に矯正して、疲れは寝てとれる状態までカラダを回復させて上げる必要があるのです。
「この痛みさえ何とかなれば!!」と言って来院される気持ちは重々わかります。
ただ、カラダにゆがみなく筋肉が十分に伸び縮み出来、正しい姿勢を維持できるカラダになっていないと…その時だけの痛みはとれてもまた同じ痛みが再発してしまうことは十分にご理解下さい。
「あんな痛みは二度と経験したくない!!」と思われるのであれば、整体施術を痛みが解消しても少し継続し、健康な状態を維持できるカラダにしっかり戻してあげて下さいね。
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