札幌の無痛整体
肩こり・腰痛回復センター 院長の荒井です。
整体に限らず、治療全般に言えることがあります。
そしてこれは治療家ならほとんどの先生がこのことを実感しています。
痛み・しびれ・めまいといった様々な症状は人それぞれ感じる度合いの違いはありますが、辛いことには変わりはありません。
ただ、ここに1つの原理原則があります。
「素直な患者さんは改善が早い」ということです。
私たち、整体やカイロなどの治療家はこのことを実感しています。
来院される患者さんは当然辛いですから、苦渋の顔つきで来院されます。「一刻も早くこの辛さから脱出したい!」という強い願望で、ワラをもすがる気持ちで来られていますからお気持ちはよくわかります。
そこで、なるべく早くその辛い状況から回復していくための大切なことをお伝えしますね。
それは今感じている「痛み」「しびれ」「めまい」はいったん脇に置いておいて、整体施術前後を比べて「カラダの動きに変化が出たかどうか」ということに注目してほしいのです。
大事なことなので、もう一度お伝えします。
整体での施術の関して、いったん症状の辛さは脇に置いて
「カラダの動きに少しでも変化が出たかどうか?」「少しでも痛みやしびれやめまいが和らぐポイントがあったかどうか?」
に注目してほしいのです。
私たちの整体療法は必ず検査をしっかり行います。それは整体施術後、効果があった場合は必ず動きに、少しだとしても、変化が起こるのです。そしてその変化の連続が、健康な状態の回復へとつながるのです。
それが、変化に目を向けることなく「痛み・しびれ・めまい」にだけ注目してしまうと、このせっかくの整体効果を見逃してしまうことになるのです。
そして脳が「やっぱり良くならない」と決め込んでしまうのです。
痛みやしびれやめまいなどの不調は「脳」の働きが関係していることが解明されてきました。
その脳が「相変わらず痛いんだ」と決め込んでしまうと、せっかく変化して改善へのきっかけがつかめたとしても、元に戻ってしまうのです。
<こんな実験があります>
一方の靴の中にペットボトルのキャップを上向きに入れて100mほど歩いて行ってもらいます。キャップが入っているほうの足は痛くて、それを避けようと歩き方はギクシャクしてしまいます。
今度はキャップを取って100m先から戻ってきてもらいます。するとどうでしょう…キャップは取ってしまったのに、脳が先ほどの状態を記憶してしまっていて相変わらずギクシャクしてしまうのです。
脳は痛みを感知するホルモンを出したり、痛みを軽減するホルモンを出したり…カラダに対する影響は計り知れません。
その脳に対し、整体施術後変化を感じた場合は、
「あ、確かに動きが変わった!先ほどより動く範囲が広がった!少しだけど楽になった!」と素直に認識させると、効果は俄然変わってきます。
脳の機能がどんどん解明されてきていますが、私たち整体療法を行っている者には、『脳にたいしてどういったアプローチをするか?』が昔から脈々と伝えられて来ています。
もし、興味があったら「先生、脳がカラダにどのような影響を与えるのか体験してみたい」と声をかけてください。
当院の整体で実際に体感すると、脳が納得しやすくなり、素直になれます。
つまりは改善が早くなっていくのです。
松下幸之助氏も言っていました。
「素直であれ」と。