札幌の無痛整体
肩こり・腰痛回復センター 院長の荒井です。
普段デスクワークや長時間の車の運転などで、脚の筋肉をほぼ使うことなく生活されている方にこういった「立ち上がるときや動きはじめに腰が痛い」という方が多いです。
ご本人にとっては急に痛みが出た感じにはなりますが、よくよくお話をうかがうと、多くの方が普段から少し腰に違和感や痛みを感じていた方が多いです。
デスクワークや運転などの姿勢は、どうしても腰の骨が後ろに傾いた状態で長時間いることが多いです。本来は背中から腰にかけての骨は前に傾いた状態が正しいのですが、これが逆になってしまっているのですね。
そうなると背中から腰にかけて負担がどんどん蓄積されていってしまい、筋肉は硬直していきます。そして、ふっとたちあがる時や車から降りる動作をする時、寝ていて起き上がるときなどに強い痛みが出てしまいます。
痛みが強くなってしまっている場合は、筋肉が傷ついてしまっている状態です。例えるなら、転んで擦りむいた時に傷口がぱっくり割れて血が流れているようなイメージです。
なので、その傷口が閉じてきてかさぶたになり皮膚に戻るまでに時間がかかるように、腰の内部の筋肉の再生にも時間が必要となってきます。その際に整体施術はその傷口への血流を促し、筋肉再生のスピードをアップする効果があります。
ただし、痛いのに揉んだりお押したり強い刺激を与えるのはNGです。かえって傷口を広げてしまうために回復のスピードがかなり遅くなってしまいます。
こういったケースでは、最初のころは硬直した筋肉をゆるめ血流を促す整体施術を行います。そしてある程度激しい痛みが落ち着いてきたら、関節の動きを付けていきます。
背骨は重力の負担をよりよく分散させるためにS字カーブを描いています。関節の動きをスムーズにして、この正しいS字カーブを取り戻してあげることで、痛みのないカラダを維持できるようになっていくのです。