自律神経は普段私たちが意識していない間も24時間機能してくれています。
心拍数調整であったり、体温調整であったり、血管を収縮させたり…休む間もなく「命」を守るべく機能してくれています。
逆に言うと、その自律神経が乱れてしまうと様々な問題が現れます。
免疫力が下がるのを筆頭に、
首・肩こり、めまい、頭痛や
倦怠感、胃腸障害、イライラ、不安感といった様々な異変が生じます。
では、どんな時に自律神経が乱れるのでしょうか?
それこそ人によって異なるのですが、気温・気圧・昼夜の気温差・日頃のストレス・感情…といった様々な要因があるのです。
なので、自律神経を整えることは日頃から行っていた方が良いのです。
自律神経はそもそも主に昼間機能している「交感神経」と主に夜間機能している「副交感神経」がありますが、この昼夜のスイッチングが上手くできているかどうかが重要になります。
当院の整体施術では、
脳がつかさどっている自律神経へのアプローチを中心とした療法を行っています。
なので、まずは筋肉を全く揉まずに首肩の筋肉がゆるゆる・ぷにゅぷにゅにします。
そのうえで、筋肉の流れ・ねじれの調整や骨格の調整を行うのでまったく痛みは伴いません。
痛みを伴う整体施術は自律神経の「自己防衛」機能が働くので、
その時は筋肉がほぐされた感覚になるかもしれませんが、その後痛みを伴う整体施術で傷つけられた筋肉をもとに回復させるために揉み返しや、以前よりもさらに筋肉を固くさせてしまったりするのです。
今やカラダの不調は「脳の働き」を無視しては考えられないのが常識です。
試しに立ってゆっくり顔を右、左に動かしてみてください。次に、嫌なこと・不満なこと・不安なこと・イライラすることを考えて・・・
また同じように顔を右、左に動かしてみてください。
筋肉が固まるので可動域(向ける範囲)が狭くなっているはずです。
もしそれを感じられないとしたら、そもそもあなたの首の可動域がかなり狭くなってしまっている可能性が大です。
よく検査で上記のような、顔を左右に向ける動作をしていただきますが
本人はいつもの視界なので「普通に見えてます」と答えられますが・・・プロの私たちにすると、まったく首が回っていないことがほとんどです。
首・肩のこりが常態化しているとこういったことすら気づかずに、健康を害していく場合がありますので十分に気を付けて頂きたいと思います。