最近よく耳にするようになったHSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)をはじめ、自律神経失調症、鬱と診断され投薬を続けているがなかなか改善しない・・・。
むしろ気持ち悪さや食欲が減退してどんどん痩せていくし、不安感からますます眠れなくなっている。
そんな悩みで肩こり腰痛回復センターを訪れる方はとても多いです。
私自身がかつておきなストレスから自律神経を乱し、めまいで歩けなくなり、将来への不安感から鬱になった経験をしていることもあり、
「薬だけではなかなか思うような改善がおぼつかない」という患者さんの声はよく理解できます。
私はかつて強いストレスから自律神経が乱れ、神経が過敏になり、向こうから歩いてくる人と目が合っただけで“襲ってくるかもしれない”と感じたり、
人と会うことが嫌で嫌で、家族を持ちながら一人暗いクローゼットに引きこもり、そこで食事をとったり。
生きる気力など全くないような状態で鬱になりました。
今や日本人の15人に1人が鬱を経験している時代です。
今ではすっかり改善できた私は、この事実にものすごい危機感を感じて、治療院内ばかりではなくネットを通じてそうならないための生活・思考習慣を訴えています。
心身一如(しんしんいちにょ)…カラダと心(精神・脳)は切り離して考えられないものと東洋思想は考えます。
もちろんカウンセリングや薬での改善を否定するわけではありませんが、逆にそういったことで余計に不調を抱えている患者さんもものすごく多いことを見過ごしてはならないと考えます。
本来、人間の脳は薬のモルヒネよりも何十倍も強い鎮痛効果を出すホルモンを分泌する能力があります。
ところがその脳がストレスや精細で過敏な神経によって誤作動を起こし、自律神経に乱れを招いてしまいます。
自律神経が乱れると当然眠れない、動悸がする、めまいを感じる…といった様々な症状を引き起こします。
そこに対して医療機関では薬を出して症状緩和に努めるわけですが、それに対する賛否はひとまず横において、
患者さんの「心(精神・脳)の乱れ」を整えないことには、再び同じような症状を招いたり、上記のように薬などでかえって苦しい思いをされてている事実が消えません。
刺激の少ない整体施術は、カラダにアプローチしながら患者さんの脳にもアプローチします。
最初はこわばっているカラダを安心させてあげて、「私は敵ではないですよ、触れてもいいですか?」といった脳のやり取りを行います。
恐らくはこんなことを書くと「え?」と思われる方がほとんどではないでしょうか(笑)。
私は治療家として札幌で整体施術している一方で「脳の回復」「右脳の活性化」「左脳を止めて右脳を使え」といった活動をネットを通じて行っていますが、
深い話はそちらを見て頂きたいのですが・・・
脳にアプローチすることで確実にカラダに変化が起こります。
嫌なことを思い出してもらった瞬間にカラダは固くなって反応しますし、
楽しいことを思い出してもらうと瞬時にカラダは柔らかくなります。
人間の脳は無意識に1日に6万回も思考していますが、そのほとんどが嫌なこと不安なことイライラすることだとすると・・・カラダは固くなって当然なのです。
普通に考えて、まずはどこから問題を解決していくべきか?わかりますよね。
まずは脳を整えて、自律神経を整えて、自然治癒力を存分に発揮できる環境を整えてあげるべきなのです。
肩こり腰痛回復センターは、そこからカラダの不調を考えて本来の健康な体に戻っていただけるよう、日々尽力しています。