~カラダの雑学~
カラダが変化するとイメージが動き出す
イメージの力というのはもの凄く強く、唯一、人間だけが持つ能力です。
事故などで手足を失ってずいぶん時間が経っても、そこに痛みを感じ続ける「幻影肢」という症状がありますが、これもイメージの力の影響です。
そして人はみな気づかないうちに、自分に対するイメージを描いて生活しています。
その自己イメージは、今のあなたの人格を作り上げている土台となっていて、
あなたが今までしてきた色々な経験が自己イメージを裏付け、強化しています。
良いイメージであれ、
悪いイメージであれ、
積り重なって固定化されていきます。
だからもしあなたが今現在不調を抱え、思うような幸せな人生を歩んでいないとしたら、
『自己イメージを変えれば状況は変わる』
ということになるのですが。。。
ただ、ほとんどの人が、
ポジティブに考えるようにしてみたけど、上手く行かなかった事を経験してきていると思います。
人前でもあがらずに話せる!
苦手なあの人にもいいところがあるはずだからそこを見るようにしよう!
あの失敗は自分には乗り越えられるから起きたんだ!
と、いくらポジティブに考えたとしても、
自分に対するイメージが、
自分には大して能力はない。
自分にはそんな器はない。
自分にはとても無理だと思う。
というネガティブ(マイナス)なイメージが潜在意識にある以上、上手く行きません。
アメリカの形成外科医がこんな話をしています。
患者さんの顔の不満を治療すると、その人の性格や人格まで急に変わることが多い。
内気な人が大胆になったり、
頭の悪い少年が聡明になってやがて大企業の社長になったり、
筋金入りの常習犯が一夜にして模範囚になったり。
ところがその一方で…
手術が成功したにもかかわらず、
人格が変わらないばかりか、外見は明らかに変わったのに本人は「前とちっとも変っていない」と文句を言う患者がいる。
そしてその形成外科医は、
本当に患者さんの思い・願いを叶えるにはどうしたらいいのか?と考え抜いたとき、
『手術以外にもその人の態度や思考をうまく方法づける手立てや習慣をも示す必要がある』
ことに気づかれたそうです。
あなたの根底にある「自分へのイメージ」が変わらない限り、結果はいつも同じところへ戻っていきます。
それを変えていく手段の一つとして、カラダから変えていくということがあります。
「あ、なんだか首がさっきより回るようになった」
「おや、施術前より肩が軽く感じる」
「うわ~、痛みが半減した!」
など、
残っている症状ではなく、変化した事に注目するプラスの反応にはプラスのイメージが動き出します。
そしてその習慣づけは、
あなたの潜在意識をプラスイメージの出来るように変えて行ってくれます。