暑い夏が過ぎて…一気に秋の気温になる今頃は
首が突然痛む
という方が増えます。
これは夏場に筋肉内に疲労が知らず知らず蓄積されていったものが、しっかりと疲労が取れきれないまま秋を迎えると、気温差でさらに筋肉内に疲労がたまり・・・
ちょっとした動きで筋繊維が傷ついてしまい、痛みを発症するものです。
ぎっくり腰も同じようにこの秋口に増えます。
ゴルファーの方は特に多いですから要注意ですね!
よく「温めていれば治ると思ってたんですが…」とか「シップ貼っていればいつものように治ると思ってて…」と
しばらく痛みを放置してしまう方が多いのですが、
これではかえって回復を遅らせてしまいます。
少しでもカラダに痛みを感じると、無意識にそこを動かさないようにしてカラダを使うことになるので、骨も歪んでいきます。
結果、筋肉のコリやねじれを解いていっても骨格の歪みがあるので再び戻りやすくなってしまいますし、回復にも時間がかかります。
コリや神経の圧迫による痛みとは異なり、
イメージでいうと…ちょうど転んですりむいて血が出ている状態になっているのですぐに痛みが消えることはありません。
傷口にカサビタが出来て、皮膚に戻るように、痛みが消えていくにはそれ相応の時間はかかります。
ただ、整体施術によって筋肉のコリやねじれを開放し、骨格を調整すれば、何もしないで痛みが続いたり増えたりするよりはずっと早くに楽になっていきます。
さらに血流が促進される効果もあるので、傷口も回復のスピードは上がります。
この場合痛い場所は揉んだり押したりはしてはいけません。想像がつくでしょうが、かえって傷口を広げてしまうので炎症も強くなってしまうからです。
では・・・
温めるか冷やすか?
これは炎症の度合いによるので、一口にどちらとは言いませんが・・・
基本は温めて血流を促し、傷口を早く回復させてあげることです。
もちろんあまり動かさず、安静にすることは欠かせませんね。