肩こりが続き、朝の頭痛で会社を休んでしまった30代女性の症例

来院時のお悩み

30代女性
30代女性

30代女性。

以前から肩こりはありましたが、これまでは仕事を休むほどではなく、つらい時も何とかやり過ごしていました。

ところがある朝、起きた時から頭痛があり、身体を起こして仕事へ行く準備をしようとしてもつらく、その日は会社を休むことに。

自宅で休んでいるうちに頭痛は落ち着いてきたそうですが、「また朝から頭痛が出て、仕事を休むことになったら困る」という不安が残りました。

肩こりも以前より強く感じるようになっていたことから、このまま我慢を続けるより一度身体を見てもらおうと思い、後日ご来院されました。

お身体の状態

まず立った姿勢と、首・肩・背中の動きを確認しました。

首から肩にかけての筋肉の張りはかなり強く、特に首の付け根周辺は硬さが目立ちました。

肩を上げていただくと、肩甲骨や背中が十分に動かず、肩をすくめるようにして腕を上げています。

さらに背中も丸くなりやすく、頭が身体より前へ出た姿勢になっていました。

この状態では頭を支える首から肩周辺にも負担がかかりやすくなります。

ただし、朝の頭痛が肩こりによるものだったと決めつけることはできません。

今回は頭痛だけを追いかけるのではなく、長く続いている肩こりも含め、首・肩・肩甲骨・背中、そして身体全体の緊張を確認しながら施術することにしました。

施術内容

まず最初のベッドで、身体全体の動きと筋肉の緊張を確認しました。

肩がかなり硬くなっていましたが、当院ではあえて肩を強く揉むことはしません。

今回気になったのは、肩の硬さだけではなく、首から背中まで上半身全体に緊張が広がっていたことです。

そこで、まず背骨をやさしく揺らしながら、硬くなっていた背中に弾力をつけていきました。

肩甲骨周辺にも少しずつ動きを促し、肩や首だけで頭や腕を支えなくてもいいように、身体全体から余計な力を抜いていきます。

その後、用途の異なるもう一台のベッドへ移動していただき、今度は仰向けでの施術です。

ここでは首から肩へつながる筋肉の緊張を細かく確認しながら、頭部や顔まわりにもやさしくアプローチしました。

頭痛があったから頭だけを施術する、肩こりがあるから肩だけを揉む、という考え方ではありません。

まず身体全体を整え、そのうえで今回特に緊張の強かった首・肩・頭部周辺へ、より深くアプローチする。

2台のベッドを使い分けながら、頭部へのアプローチも行い、この方の身体の状態に合わせて施術を進めました。

来院後の変化

施術後、まず肩を上げていただきました。

すると、「肩がラクラク上がります」と、何度か腕を上げながら変化を確認されていました。

来院時には頭痛はすでに落ち着いていましたが、施術後も頭痛は感じていないとのことでした。

ただ、ご本人としては一度会社を休んだことがかなり気になっていたようで、

「また同じようになるのは困るので、少しの間通って身体を整えておきたいです」

とのこと。

今後の身体の状態も確認しながら、しばらく継続して来院していただくことになりました。

※施術による変化や感じ方には個人差があります。

院長より

肩こりは、長く続いているといつの間にか「いつものこと」になってしまいます。

多少つらくても仕事はできる。
家事もできる。
寝れば何とかなる。

そうやって何年も過ごしている方は少なくありません。

ところが今回のように、

「朝から頭痛がして、とうとう仕事を休んでしまった」

となると、それまで我慢していた肩こりについても「このままでいいのかな」と考えるきっかけになります。

私は20年以上多くの方の身体を見ていますが、症状だけではなく、そのつらさによってその方の生活に何が起き始めたのかも大切にしています。

仕事を休んだ。
眠れなくなった。
今まで普通にできていたことがつらくなった。

こうした変化は、身体を見直す一つのタイミングだと思います。

そして肩こりだからといって、肩だけを強く揉めばいいとも考えていません。

首はどう動いているのか。
背中は硬くなっていないか。
肩甲骨はきちんと動いているか。
身体全体に余計な力が入り続けていないか。

一つずつ身体を見ながら余計な緊張を減らし、その方自身が持っている回復する力が働きやすい状態へ整えていく。

今回のように「これが続いたら仕事にも影響する」と感じた時こそ、今まで我慢してきた身体と一度向き合ってみることも大切だと考えています。

同じようなお悩みで「私の場合も相談していいのかな」と迷われている方は、

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