股関節痛


こんな悩みを抱えていませんか?

  • 歩いたり階段を上り下りで股関節に痛みが出る
  • 歩くと股関節がコリコリ鳴り、痛みが伴う
  • 座ってて立った時や、朝起き上がる時に股関節が固まった感じがして痛い
  • 最近股関節が痛く、歩き方がおかしい
  • 産後股関節の動きが悪くなった気がする
  • ずっと寝ていたら股関節が痛くなって治らない
  • 股関節の痛みでマッサージに通っているが良くならない

こういった股関節痛でお困りの方は、以下に股関節の違和感や股関節痛の原因から改善方法までまとめましたので、ぜひご参考にしてください!

股関節痛の症状


股関節は複雑な構造であり、多くの異なる要因が関与するため、症状も多様です。

主な7つの症状は

  • 股関節痛
  • 股関節のこわばり
  • 歩行困難
  • 股関節の腫れや熱感
  • 放射痛
  • しびれ
  • 股関節のクリックやカクカク感

など多様に現れます。

それぞれの症状について以下に詳しく解説します。

股関節痛

最も一般的な症状で、股関節自体やその周りで感じる痛みがあります。

この痛みは鈍痛から鋭い痛みまでさまざまな程度があります。

股関節のこわばり

股関節が硬くなり、正常な範囲の動きが制限されることがあります。

朝起きたときや長時間の座りっぱなしの後にこわばりを感じることがあります。

歩行困難

股関節の痛みやこわばりのために歩行が困難になることがあります。

特に階段の上り下りや長距離の歩行時に問題が生じることがあります。

股関節の腫れや熱感

股関節周りの組織が腫れ、触ると温かさを感じることがあり、これは炎症の兆候かもしれません。

放射痛

股関節から他の部位に痛みが放射することがあります。

例えば、大腿部や膝、脊椎に痛みが広がることがあります。

しびれ

坐骨神経が圧迫される場合、股関節から下肢にしびれを感じることがあります。

この症状は坐骨神経痛と関連しています。

股関節のクリックやカクカク感

股関節の動きが異常で、クリックやカクカク感を感じることがあります。

これは股関節内の組織の摩耗や変形によるものかもしれません。

【症状別】股関節痛の原因

股関節痛とそれに関連する様々な症状は、多くの共通の原因がありますが、特定の症状には独自の原因がある場合もあります。

以下各々の症状の原因を詳しく説明します。

股関節痛の原因

股関節痛の主な原因としては5つ考えられます。

  • 変形性股関節症
  • 外傷や怪我
  • 筋肉や靭帯の問題
  • 関節リウマチ
  • 他の疾患の影響

以下に詳しくその原因を解説します。

変形性股関節症

変形性股関節症は、年齢とともによく見られる病状で、股関節の関節軟骨がすり減ることで起こります。

関節軟骨とは、骨の端を覆っている滑らかで弾力のある組織のことで、関節がスムーズに動くのを助けるクッションの役割を果たしています。

股関節の関節軟骨がすり減る状態は、例えばドアのヒンジがさびついてギシギシと音を立てるような状態です。

最初はドアがスムーズに開閉できていたのに、時間が経つにつれてヒンジのさびが悪化し、ドアの動きが悪くなるのと同じように、股関節の軟骨がすり減ると、関節の動きが悪くなり、痛みやこわばりが生じるようになります。

進行すると、股関節の痛みだけでなく歩行時の不快感や立ち上がる動作が困難になるなど、日常生活に大きな影響を及ぼします。

原因としては、加齢による自然な摩耗、過度な体重負荷、過去の股関節の怪我や炎症などが挙げられます。

また、遺伝的な要素も一部影響していると考えられています。

外傷や怪我

転倒やスポーツ中の事故などで股関節に強い力が直接作用することにより、骨が折れたり、関節がはずれたり(脱臼)、または周囲の筋肉や靭帯などの柔らかい組織が傷ついたりすることで、股関節に痛みが生じる状態です。

筋肉や靭帯の問題

股関節の周りには、股関節を支えたり動かしたりするための筋肉や靭帯がたくさんあります。

これらの筋肉や靭帯が、スポーツ活動中に急激な方向転換やジャンプ、長距離を走ることで、股関節を支える筋肉や靭帯に異常な負担がかかり、股関節に痛みを感じるようになります。

関節リウマチ

関節リウマチは、自分の免疫系が誤って自身の体の組織を攻撃してしまう自己免疫疾患の一種です。

この病気が股関節に影響を及ぼすと、股関節の内側にある薄い膜(関節膜)が炎症を起こし、腫れや痛みを引き起こします。

これは簡単に言うと、体の防衛システムが、通常は体を病気から守るべきなのに、誤って自分の体の一部を外敵と勘違いし、攻撃してしまうというものです。

さらに、炎症は関節を構成する骨や軟骨にもダメージを与え、長期的には関節の変形や機能障害を引き起こす可能性があります。

他の疾患の影響

脊椎の問題や神経の圧迫、骨盤の異常、坐骨神経痛など、股関節に関係する他の疾患が股関節痛を引き起こすことがあります。

股関節のこわばりの原因

股関節のこわばりの原因は主に4つあります。

  • 筋肉や腱の緊張
  • 炎症
  • 股関節の構造的な問題
  • 活動後の疲労

以下に詳しく解説します。

筋肉や腱の緊張

股関節周囲の筋肉や腱が過度に緊張すると、股関節の動きが制限され、こわばりを感じる原因となります。

不適切な姿勢や運動不足、筋肉の使い過ぎなどが、この緊張を引き起こすことがあります。

炎症

股関節を取り巻く腱や靭帯、股関節自体の内部に炎症が生じると、腫れや痛みとともにこわばりを感じることがあります。

関節リウマチや滑膜炎などの疾患が原因で炎症が起こることがあります。

股関節の構造的な問題

股関節の形状に異常がある場合、例えば股関節形成不全や股関節の変形性関節症など、股関節の動きが制限され、こわばりや痛みを引き起こします。

これらは、股関節の骨同士が正しくフィットしないため、摩擦や圧力が増加し、関節の動きを妨げることがあります。

活動後の疲労

説明: 長時間の立ち仕事や激しい運動後など、股関節に負担がかかった後に、筋肉の疲労が蓄積すると、股関節のこわばりを感じやすくなります。

これは、筋肉の回復過程で一時的に起こる自然な反応です。

歩行困難の原因

股関節痛が歩行困難を引き起こす原因は主に4つの要因が関係しています。

  • 痛みによる制限
  • 筋力の低下
  • 筋肉の硬直
  • 関節の構造的変化

以下に詳しく解説します。

痛みによる制限

股関節に痛みがあると、自然とその痛みを避けようとするために正常な歩行パターンが崩れます。

痛みを感じるたびに足を引きずったり、歩行時に体重をかけることを避けたりすることで、歩きにくさを感じるようになります。

筋力の低下

股関節の痛みが原因で運動量が減少すると、使われる頻度が少なくなった股関節周囲の筋肉が弱まります。

筋力が低下すると、身体を支えたり、スムーズに動かしたりすることが難しくなり、歩行困難を引き起こします。

筋肉の硬直

股関節痛が長期間続くと、痛みや不安から股関節周囲の筋肉が常に緊張した状態になりがちです。

筋肉が硬直すると、股関節の可動域が制限され、歩行時の動きがスムーズでなくなります。

関節の構造的変化

変形性股関節症など、股関節の構造自体が変化する疾患の場合、関節の表面が滑らかでなくなり、または関節の隙間が狭くなることで、正常な動きが妨げられます。

これにより、歩行時に股関節がスムーズに動かなくなり、歩きにくさを感じる原因となります。

股関節の腫れや熱感・放射痛の原因

股関節の腫れや熱感は、通常4つの原因で生じます。

  • 炎症
  • 感染
  • 変形性関節症
  • 自己免疫疾患

これらに関して詳しく解説します。

炎症

股関節やその周囲の組織に炎症が生じると、体は炎症部位に血流を増やして白血球などの免疫細胞を送り込みます。

これにより、股関節周囲が腫れて熱を持つようになります。

炎症の原因には、関節リウマチ、滑膜炎、または過度の運動による股関節の過負荷などがあります。

感染

股関節が細菌やウイルスによって直接感染することで、急性の腫れや熱感、痛みが生じることがあります。

これは感染性関節炎と呼ばれ、治療を要する重大な状態です。

感染は、手術後の合併症や、体内の他の部位からの細菌の移行によって起こることがあります。

変形性関節症

変形性関節症は、股関節の軟骨が摩耗し、関節が徐々に変形していく病態です。

軟骨の劣化によって生じる小さな傷や裂け目から炎症が発生し、結果として腫れや熱感を感じることがあります。

自己免疫疾患

関節リウマチなどの自己免疫疾患では、体の免疫システムが誤って自身の関節組織を攻撃してしまい、慢性的な炎症を引き起こします。

この炎症が股関節の腫れや熱感の原因となることがあります。

しびれの原因

しびれの原因は主に5つがあります。

  • 神経の圧迫
  • 椎間板ヘルニア
  • 筋肉の緊張
  • 姿勢の問題
  • 糖尿病や末梢神経障害

それぞれに関して詳しく解説します。

神経の圧迫

股関節周辺で腫れや炎症が発生すると、周囲の組織が膨張して神経を圧迫することがあります。

特に坐骨神経など、股関節近くを通る大きな神経が圧迫されると、しびれや痛みが足に放射することがあります。

椎間板ヘルニア

腰椎(腰部分の背骨)の椎間板が飛び出して神経根を圧迫する場合、この圧迫が坐骨神経へと影響を及ぼし、股関節周囲や下肢へのしびれや痛みを引き起こすことがあります。

筋肉の緊張

股関節周囲の筋肉が過度に緊張することで、神経が圧迫されることがあります。

特に、長時間同じ姿勢を続けた後や、激しい運動をした後にしびれを感じることがあります。

姿勢の問題

不良姿勢や不適切な座り方は、股関節や腰椎に不自然な負荷をかけ、神経を圧迫する原因となり得ます。

これが継続すると、しびれや不快感を引き起こすことがあります。

糖尿病や末梢神経障害

糖尿病などによる末梢神経障害も、しびれの原因となることがあります。

この場合、しびれは股関節に限らず、体の他の部位にも影響を及ぼすことがあります。

股関節のクリックやカクカク感

股関節のクリックやカクカク感は、股関節の動きが滑らかでない時に感じられる現象で、様々な原因によって起こります。

その中の主な原因5つとしては

  • 軟骨の損傷
  • 遊離体
  • 筋肉や腱の問題
  • 滑液包炎
  • 関節の緩み

といったものがあり、以下に詳しく解説いたします。

軟骨の損傷

股関節の軟骨が損傷すると、関節面が滑らかでなくなり、動かす際にクリック音やカクカク感を生じることがあります。

軟骨の損傷は、運動による過度の負荷や、変形性関節症などの関節の病気によって起こります。

遊離体

関節内に小さな骨片や軟骨片(遊離体)がある場合、これが関節の動きの間に挟まることでクリックやカクカク感を引き起こします。

これは、怪我や関節の摩耗によって発生することがあります。

筋肉や腱の問題

股関節周囲の筋肉や腱が過度に緊張するか、正常な位置からずれると、動きの際に異音や不快感が生じることがあります。

特に、筋肉や腱が関節を横切る際に、摩擦や引っかかりが生じる場合がこれに該当します。

滑液包炎

滑液包とは、関節周囲の摩擦を減らすために存在する小袋で、炎症が起きると滑液包炎となります。

これが股関節周囲で起こると、関節の動きに伴うクリック音やカクカク感を引き起こすことがあります。

関節の緩み

股関節の靭帯が緩んでいる場合、関節が正常な範囲を超えて動くことがあり、その結果としてクリック音や不安定感を感じることがあります。

股関節痛が良くならない理由

股関節痛がなかなか改善しない理由は、個人差や病態によって異なりますが主に下の3つの要因があります。

  • 症状の原因の複雑性
  • 時間がかかる生理学的な回復プロセス
  • 一般的な生活様式や姿勢の問題

ここで詳しく解説します。

症状の原因の複雑性

股関節痛の原因は多岐にわたり、変形性股関節症、外傷、筋肉や靭帯の問題、神経の圧迫などが考えられます。

これらの原因は個人によって異なり、1つの治療法が全ての原因に対応できるわけではありません。

正確な原因の特定が難しい場合、適切な治療法を見つけるのが難しいことがあります。

時間がかかる生理学的な回復プロセス

股関節痛が神経や組織の損傷に関連している場合、回復には時間がかかります。

神経再生や組織修復には数週間から数か月以上かかることがあり、急いで改善することは難しい場合があります。

一般的な生活様式や姿勢の問題

一般的な生活様式や姿勢の問題が股関節痛を悪化させることがあります。

特定の活動や姿勢によって股関節痛が悪化する場合、患者がこれらの行動を続けたり、姿勢の問題を修正しなかったりすることで、症状が悪化する可能性があります。

股関節痛の改善方法

股関節痛の改善方法は、痛みの原因や症状の重症度に応じて異なりますが、股関節痛の主な改善方法は3つあります。

  • 整体療法
  • 生活様式の改善
  • 理学療法

以下に詳しく解説します。

整体療法

整体療法は、股関節や周囲の筋肉、靭帯、関節を調整し、適切な姿勢とバランスを取り戻すことを目的とする手技療法です。

整体師は症状の原因を評価し、適切な調整を行います。

これにより、股関節の動きが改善し、股関節痛が軽減します。

生活様式の改善

股関節痛を改善するために、生活様式の改善が重要です。

適度な運動、体重管理、健康的な食事、ストレス管理などが含まれます。

また、股関節に過度の負担をかける運動や姿勢を避け、股関節を保護することも大切です。

理学療法

理学療法は、股関節の機能を改善し、筋力を強化するために使用されます。

理学療法士は特定の運動プログラムを提供し、ストレッチ、筋力トレーニング、バランス訓練などを行うことで、股関節痛を軽減し、運動機能を回復させます。

まずは整体がおすすめ?

股関節の痛みに対して整体をまずおすすめする理由には、以下の3つの点が挙げられます。

  1. 手術や薬に頼らない
  2. 全身を見る施術
  3. あなたに合わせたケア

ではその理由を詳しく解説します。

手術や薬に頼らない

整体は手や特別な器具を使って体をゆるめる方法なので、手術や薬より体にやさしいです。

痛みの原因に直接手を加えて、自然に体を治そうとします。

全身を見る施術

整体では、股関節の痛みだけじゃなく、体の歪みや使い方のクセまで考えます。

痛みがなぜ起きたのか、体全体から探して、痛みを根本から解決しようとします。

あなたに合わせたケア

整体師は、あなたの体の状態や痛みの具合をしっかり見て、あなたにぴったりのケアをしてくれます。

一人ひとり違う体の問題に合わせた、特別な治療を受けられます。

札幌で股関節痛を改善したい方は「肩こり腰痛回復センター」

札幌の整体院、肩こり腰痛回復センターでは腰痛であれ、肩こりであれ、めまいであれ、股関節は必ずチェックしています。

それは、股関節はとにかく様々な症状に関連しているからです。

特に女性は

  • 生殖的な要因
  • ホルモンの影響
  • 運動習慣
  • 遺伝的要因

といった点において注意を必要としますので、以下詳しく解説します。

生殖的な要因

女性は生殖器官の構造上、骨盤が広く、股関節の解剖学的な特性が男性と異なります。

妊娠や出産に伴うホルモンの変化や骨盤の変形が、女性の股関節に影響を及ぼすことがあります。

ホルモンの影響

女性ホルモンであるエストロゲンは骨の健康に影響を与えます。

ホルモンの変動(例:閉経期や妊娠中のホルモン変化)は、骨密度や軟骨の健康に影響を及ぼす可能性があり、股関節に問題を引き起こすことがあります。

運動習慣

女性は男性に比べて柔軟性が高く、一般的に体重が男性より軽いため、特定のスポーツや運動において股関節に負荷をかけやすいことがあります。

スポーツ選手やアスリートの間で運動中やストレッチ中に股関節の問題が報告されることがあります。

遺伝的要因

家族歴や遺伝的な要因も股関節の健康に影響を与える可能性があります。

特定の遺伝的な要因が、股関節痛や関節疾患のリスクを高めることがあります。 こういったことからも女性は特に股関節痛に悩まれているケースは多いです。

自宅でストレッチをしてもなかなか改善しない場合は、なるべく早めに札幌の整体院、肩こり腰痛回復センターにお越しください。

股関節痛の施術を受けた方の口コミ

岸 千秋さん 40代 作業療法士
札幌市・40代女性・作業療法士

Q1:来院される前、どのような期待や不安がありましたか?

マッサージなどはしない施術とはどのようなことをするのかイメージできませんでした。

Q2:実際に来院されてどうでしたか?

可動域を整える、体をゆるめる ということを中心に行うということがわかりました。

Q3:整体前と整体後を比べてどうですか?

全身にみられていた緊張がゆるんだ感じがし、体が動きやすくなりました。

Q4:他の整体院や医療機関と比べてどうですか?

人の手で行ってもらうこと、自分でもできること(自分で行った方がいいこと)の違いがわかりました。バキバキやる整体院に通っている友人が心配になりました。

Q5:私の説明はわかりやすかったですか?

説明はとてもわかりやすかったです。上手く脱力ができずもったいないなぁと思いました。

Q6:その他、何かひとことお願いします。

HPに「癒しは求めないで下さい」とありましたが、荒井先生の声とやさしい言葉かけに充分いやされました。 自分の体を大切に使わないといけないなと改めて思いました。ありがとうございました。

肩こり・股関節痛でお悩みなら札幌で人気No.1!「肩こり・腰痛回復センター」感想 ※個人の感想で成果を保証するものではありません。