肩こりが続き、肩の高さや姿勢が気になっていた30代女性の症例

来院時のお悩み

30代女性
30代女性

30代の女性が、以前から続いている肩こりのお悩みで来院されました。

肩の重さやこりは以前から感じていたそうですが、ある日ふと鏡を見たときに、左右の肩の高さが大きく違って見えることに気づいたそうです。

「こんなに違っていたかな」と気になって確認すると、見た目のバランスだけでなく、首を左右に回したときにも動かしづらさを感じる状態でした。

肩こりだけなら我慢していたものの、鏡に映った姿を見て「これはまずい」と感じたことが、今回来院するきっかけになりました。

お身体の状態

立った状態で確認すると、確かに左右の肩の高さには違いがあり、首から肩、背中にかけての筋肉にも左右で緊張の差がみられました。

ただ、肩の高さが違うからといって、単純に「高い方の肩を下げればいい」「低い方を上げればいい」というものではありません。

首を左右に回していただくと、一方向へ向くときに動きが小さく、肩だけではなく首から背中にかけて身体全体の動きにも偏りがみられました。

肩の位置は肩だけで決まっているわけではありません。

首や背中、肩甲骨周辺の筋肉の緊張や身体の使い方なども関係するため、今回は見た目の左右差だけを整えようとするのではなく、なぜ左右差が出ているのかを身体全体から確認することを大切にしました。

施術内容

まず最初のベッドでうつ伏せになっていただき、肩だけを見るのではなく、首から背中、肩甲骨周辺、骨盤まで身体全体の状態を確認しました。

左右の肩の高さに違いがみられましたが、高くなっている肩だけを無理に下げるようなことはせず、背中から肩にかけての筋肉の緊張や関節の動き、左右のバランスを確認しながら整えていきました。

特に今回は首も回しづらくなっていたため、首そのものだけではなく、首の動きに関係する肩甲骨周辺や背中の硬さにも注意しながら施術を進めました。

その後、身体全体のバランスを整えるため、もう一台のベッドへ移動して仰向けになっていただきました。

仰向けでは、頭部や顔、腹部などにやさしく触れながら身体の反応を確認し、強く揉んだり無理に動かしたりせず、全身の緊張を整えていきました。

施術の前後では、首を左右に回したときの動きや立ったときの肩の位置も確認し、見た目だけをそろえるのではなく、身体が自然に動きやすくなった結果として左右のバランスがどう変化するかを見ていきました。

来院後の変化

初回の施術後、まず首を左右に回していただきました。

来院時には回しづらさがあった首が動かしやすくなり、ご本人にも施術前との違いを感じていただけました。

そして、改めて立った状態で肩の位置を確認していただくと、来院時に鏡を見て気にされていた左右の肩の高さの差も小さくなっていました。

今回の来院のきっかけは、肩の痛みが急激に強くなったことではなく、「鏡に映った自分の肩の高さが違う」という見た目の変化でした。

そのため、ご本人にとっては肩の軽さだけでなく、首の動きや立ったときの左右のバランスを実際に確認できたことも安心につながったようです。

※その後の経過は、実際の来院回数・変化が分かれば追記します。

院長より

肩こりというと、「肩が重い」「肩が痛い」といった感覚に目が向きがちです。

ところが今回のように、鏡を見たことがきっかけで身体の左右差に初めて気づく方もいらっしゃいます。

毎日自分の身体を見ていても、少しずつ起きている変化には意外と気づきにくいものです。

そして、左右の肩の高さが違って見えるからといって、肩だけに問題があるとは限りません。

首や背中の動き、肩甲骨周辺の筋肉の緊張、普段の姿勢や身体の使い方など、いくつもの要素が重なって左右差として現れていることがあります。

今回も、肩の高さだけを無理にそろえるのではなく、「首が回しづらい」という身体の動きと一緒に確認したことが大切なポイントでした。

肩こりを長く我慢していると、その状態がいつの間にか「いつものこと」になってしまいます。

ふと鏡を見たときに、

「以前と肩の位置が違う気がする」
「片方だけ上がって見える」
「首も以前より回しにくい」

そんな変化に気づいたときは、肩だけではなく身体全体の状態を一度見直してみるのもよいと思います。

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