自律神経失調症などの自律神経に関わる不調は、身体だけでなく心にも影響を及ぼします。
バランスの良い生活を心がけることは、自律神経を整える上で欠かせませんが、独力でのセルフケアが難しいと感じる人も少なくありません。
そんな時は、整体を試してみるのが一つの良い選択かもしれません。
ここでは、なぜ整体が自律神経のバランスを整える助けになるのか、そして一般的な施術費用についてご紹介します。
自律神経とは?
自律神経は、私たちの意識とは無関係に働く神経系の一部で、心臓の鼓動や消化、呼吸など、生命維持に必要な基本的な体の機能を制御しています。
自律神経系は大きく分けて
- 交感神経
- 副交感神経
の2つの部分に分かれており、これらは体内のバランスを保つために対照的に働きます。
以下「交感神経」と「副交感神経」それぞれの機能と体に及ぼす影響を詳しく解説します。
交感神経
交感神経が優位になるということは、体が「戦うか逃げるか」という危機の状態、つまりストレス状態にあるということです。
交感神経優位とは、自律神経系の一部である交感神経の活動が副交感神経に比べて相対的に高まっている状態を指します。
この状態のときに具体的に何が体内で起こっているのか、そしてそれによってどのような影響があるのかを見ていきましょう。
心拍数の増加
交感神経が刺激されると、心臓はより速くより強く血液をポンプし始め、筋肉や重要な器官へ迅速に酸素と栄養が運ばれるようになります。
この状態は、短期的には体を高いパフォーマンスへと導くために必要ですが、長期的には心臓に過度の負担をかけ、心臓疾患のリスクを高める可能性があります。
血圧の上昇
心拍数の増加と並行して、血管が収縮することで血圧が上昇します。
これは、体の末端部よりも中心部(特に重要な内臓器官や筋肉)へ血液を効果的に送るためですが、これもまた、長期的には高血圧のリスクを高め、心血管系の疾患につながる可能性があります。
汗をよくかく
緊張状態では、体温の上昇をコントロールするために汗をかきやすくなります。
これは体を冷やすための自然なメカニズムですが、過度の汗かきは脱水症状を引き起こす可能性があります。
緊張やイライラ
交感神経の活性化は、感情的な反応にも影響を与えます。
ストレスホルモンの放出により、人はより緊張し、イライラしやすくなります。
これは、短期的な集中力の向上に役立つかもしれませんが、長期的にはストレスや不安障害を引き起こす原因となることがあります。
副交感神経
副交感神経は、体がリラックスしたり、回復したりするのを助けるために活動します。
これは「レストアンドダイジェスト」システムとも呼ばれ、体を休息状態にし、食事後の消化や栄養の吸収を促進します。
副交感神経が優位になると、体が休息し、日々のストレスから回復するのを助けます。
ここで、副交感神経の活性化が体にどのような影響を与えるのか、詳しく見ていきましょう。
心拍数の低下
副交感神経が活性化すると、心臓のペースが落ち、心拍数が低下します。
これは、体がリラックス状態に入り、ストレスや活動からの回復を始めるサインです。
心拍数が低下すると、心臓への負担も減り、長期的には心臓病のリスクを下げる効果があります。
血圧の低下
副交感神経の作用によって血管が広がり、血圧が自然に下がります。
これは、体がリラックスしている状態を反映しており、高血圧の人にとっては特に有益です。
血圧が下がることで、心臓や血管へのストレスが減少し、心血管系の健康を維持するのに役立ちます。
消化活動の促進
「休息と消化」の神経である副交感神経は、消化器系の活動を促進します。
これにより、食事中に摂取した栄養素の消化と吸収が効率的に行われます。
副交感神経が活発になると、胃腸の動きが活発になり、唾液の分泌が増え、消化に必要な胃酸や消化酵素の分泌も促されます。
消化の効率化
唾液には消化酵素が含まれており、食べ物の初期の消化過程を助けます。
胃酸と消化酵素の適切な分泌により、食べ物はより小さな分子に分解され、体が栄養素を吸収しやすくなります。
この過程は、食事から最大限のエネルギーと栄養を引き出すのに不可欠です。
栄養吸収の向上
胃腸の動きが活発になると、食べ物が消化管をスムーズに移動し、栄養素の吸収が効率的に行われます。
良い消化は、ビタミンやミネラルなどの必要な栄養素を体が適切に吸収することを保証します。
腸内環境の改善
副交感神経の活性化は腸の運動を促進し、便通を正常化します。
これは、便秘の予防や腸内フローラのバランスを保つのに役立ち、結果として腸内健康をサポートします。
このような副交感神経優位である時は特に気にすることはないのですが、実は食事に関しては、自律神経失調症で食べてはいけないものがあったりするので注意が必要です。
ストレス反応の緩和
副交感神経が優位な状態は、ストレスレベルの低下と関連しています。
ストレスが減ると、胃腸の緊張も和らぎ、過敏性腸症候群や胃炎などの消化器系の問題が緩和されることがあります。
リラックス感
副交感神経の活性化は、心理的なリラックス感にも影響を与えます。
ストレスや緊張からの回復を助け、精神的な安定感をもたらすことで、安心感や幸福感を感じやすくなります。
これは、睡眠の質の向上や、不安やストレス関連の症状の軽減にもつながります。
自分の自律神経の乱れをセルフチェックしてみよう!
自律神経が乱れる原因
自律神経の乱れは、多様な要因によって引き起こされますが、主な原因として4つが挙げられます。
- 気温や気圧の変化
- ストレス
- 不規則な生活リズム
- 運動不足
以下に詳しく解説します。
気温や気圧の変化
気温や気圧の変化が自律神経に影響を与えるのは、体が外の環境に合わせて自分を調整しようとするからです。
たとえば、あなたが暑い夏の日に外にいるとします。
体は暑さから守ろうと汗をかいて体温を冷まそうとしますが、これは体が「外が暑いから、中を涼しくしよう」と頑張っている状態です。
逆に寒い日には、体はブルブル震えて暖を取ろうとします。
このように、体は外の環境に合わせて自分自身を調整しようとするのですが、これが自律神経の仕事の一つです。
気圧が変わると、体にも影響があります。
たとえば、低気圧が近づくと頭痛がしたり体調が悪くなる人がいますが、これは、低気圧が来ると体の中の圧力と外の圧力が合わなくなり、体がその差を調整しようとして、結果として体調不良を感じるためです。
つまり気温や気圧の変化は、体がこれら外部の変化に合わせて自分を調整しようとするため、自律神経がフル稼働となり乱れてしまうのです。
ストレス
ストレスとは、体にとってのアラームシステムみたいなものです。
普段の生活でいろんなことが起こりますよね。
例えば、仕事で厳しい締め切りがあったり、友達との関係で悩んだり、お金の心配があったり。
これらのことが体にとっては、「何かやばいことが起こっている!」と感じる瞬間です。
そんな時、体は「準備しろ!」とアラームを鳴らし、このアラームが、自律神経系にある交感神経を活発にするんです。
森の中で突然クマに遭遇したと想像してみてください。
その瞬間、心臓はバクバク、呼吸は速く、体はアクション準備万端で、体は即座に「戦うか逃げるか」のモードに切り替わりますよね。
これが交感神経が働いている状態です。
生活の中でストレスを感じると、体はクマに遭遇した時と同じように反応するわけです。
でも、問題は現代生活では「クマ」がいなくても、仕事のプレッシャーや人間関係のもつれなど、見えない「クマ」にずっと追いかけられているような状態が続くことがあることです。
体はずっとアラームモードを解除できず、交感神経が常に活発な状態になります。
これが続くと、例えば疲れやすくなったり、眠れなかったり、イライラしやすくなったりと、体には良くない影響が出始めます。
だから、ストレスを感じたら、体に「大丈夫、クマはもういないよ」と教えてあげる必要があります。
深呼吸をしたり、散歩をしたり、好きな音楽を聴いたりして、リラックスする時間を作ることが大切です。
これは、体のアラームをオフにして、自律神経のバランスを整える方法の一つです。
不規則な生活リズム
私たちの体には、内部の時計があります。
これを「体内時計」と呼び、日々の生活リズムを整えるのに役立っています。
例えば、朝になると目が覚め、夜になると眠くなるのは、この体内時計がうまく機能しているからです。
しかし、もし私たちが不規則な生活を送っていたらどうでしょう?
夜更かしをしたり、不定期に食事をとったり、カフェインをたくさん摂って夜眠れなかったり、運動不足で体がなまってしまったり。
これらのことは、まるで時計の針をランダムに動かしているようなもので、そうすると体内時計はどの時間を指していいのか混乱してしまいます。
体内時計が混乱すると、自律神経もその影響を受けます。
自律神経は私たちが意識しなくても、心臓がどれくらいの速さで打つか、お腹が空いた時にどう反応するかなど、日々の生活に必要な無数の仕事をこなしている大切なシステムです。
たとえばあなたがある日、目覚まし時計をセットせずに寝て、次の日は真夜中にアラームを鳴らし、その次の日はまた別の時間にセットすると。
体は「一体全体、今は何時なんだ?」と混乱します。
自律神経も同じで、体内時計が乱れると「今、体に何が必要なのか」「何を準備すればいいのか」がわからなくなってしまいます。
結果として、眠れなくなったり、疲れやすくなったり、食欲が不規則になったりと、体のあちこちに支障をきたすようになります。
だから、毎日同じ時間に寝て、同じ時間に起きること、健康的な食事を取り、適度に運動することが、体内時計と自律神経を整え、体を健康に保つ秘訣なのです。
運動不足
運動不足について簡単に説明するなら、運動って体にとっての「お手入れ時間」みたいなものです。
体を動かすことで、内部の機械がスムーズに動き、バランスよく機能するようになります。
たとえばあなたの部屋に掃除機があっても、長い間使わなかったらほこりがたまってうまく動かなくなることがあります。
体も同じで、定期的に「掃除」しないと(つまり運動しないと)、体の中のシステムが滞ってしまいます。
特に自律神経にとって、運動はとても重要です。
自律神経は体の中で、
- 心拍数をコントロールしたり
- 睡眠を調節したり
- 食べ物を消化したりする
ような、私たちが普段意識しない活動を管理しています。
適度な運動をすると、この自律神経の働きが整って、体の中が上手に協力してくれるようになります。
運動すると心臓が活発に動いて血流が良くなり、体の隅々まで酸素や栄養を届けることにつながるのです。
また、運動はストレスを減らす効果もあります。
ストレスが減ると、ストレスホルモンの量も減り、体はリラックスモード(副交感神経が優位な状態)に入りやすくなり、これが心身の健康にいい影響を与えます。
でも、運動不足だと、これらのいい効果を得られません。
体は「お手入れ」されず、各部品がうまく働かなくなり、その結果ストレスが溜まりやすくなったり、眠りが浅くなったり、消化が悪くなったりしてしまいます。
適度な運動を心がけることは、体を清潔に保つ、部屋を片付けるのと同じくらい大切なんです。
運動することで、自律神経がバランスよく働き、体全体が快適に過ごせるようになるわけです。
そうは言ってもなかなか改善できずに悩まれている方の自律神経失調症の改善方法は?というと、まずは整体をおすすめいたします。
自律神経の乱れは整体で改善できる?
整体による施術や体の調整は、体をリラックスさせたり、姿勢を良くしたりして、体内のバランスを整えることに役立ちます。
これにより、心と体が落ち着き、自律神経の働きがスムーズになることが期待できます。
以下に、整体が自律神経の乱れを改善できる3つの理由を簡単に説明します。
- リラクゼーション効果
- 姿勢の改善
- 身体の緊張を解放
自律神経の乱れを整体で改善できる理由①:リラクゼーション効果
整体って、実は体にとっての大きな癒しタイムでもあります。
整体での施術や体を整えることによって、体全体が「ああ、気持ちいいなあ」とリラックスモードに入ります。
これを体がリラックスする効果、つまりリラクゼーション効果と言います。
たとえば、あなたが一日中忙しくて、ずっと走り回っているとします。
そんな時、やっと座れたり、お風呂に入れたりすると、「ほっ」と一息つけるでしょ?その「ほっ」とする瞬間が、体にとってのリラックスタイム。
整体は、その「ほっ」とする感じを体全体に与えてくれるんです。
リラックスすることで、体は「安全だよ」「大丈夫だよ」と感じ、ストレスを感じるときに増えるホルモン(ストレスホルモンって言います)が減ります。
すると、体の中の副交感神経っていう部分が活発になって、心拍数を落ち着かせたり、深い呼吸ができたり、ぐっすり眠れるようにしてくれます。
これが、自分でも気づかないうちに、体の中で起こっていることなんです。
つまり、整体を受けることで、体が自然とリラックスし、心も体もうまく休めるようになるわけです。
自律神経の乱れを整体で改善できる理由②:姿勢の改善
姿勢の悪さって、実は体にいろいろな問題を引き起こすんです。
例えば、不良な姿勢が長く続くと、体の中で血液がスムーズに流れにくくなったり、神経の働きがうまくいかなくなったりします。
これは、まるで曲がったホースから水がうまく流れないのと似ています。
ホースが曲がっていると、水の流れが悪くなるように、体も同じで、姿勢が悪いと体の中の「流れ」がスムーズでなくなります。
流れとは
- 血液の流れ
- リンパ液の流れ
- 氣・エネルギーの流れ
のことで、以下詳しく説明します。
血液の流れ
血液は心臓から体中にポンプされ、酸素や栄養を細胞に届け、二酸化炭素や老廃物を回収してきます。
この流れがスムーズであればあるほど、体は健康に機能します。
リンパ液の流れ
リンパ液は、体の免疫システムを支える重要な役割を持っていて、細菌やウイルスなどの外敵から体を守るために、不要な物質を回収し、リンパ節で処理されます。
リンパ液の流れが良いと、体の免疫力が保たれます。
氣・エネルギーの流れ
これは少し抽象的ですが、体内で氣やエネルギーが滞りなく動き、すべての細胞が活発に活動できる状態を指します。
ストレスや疲労、不健康な生活習慣は、この氣・エネルギーの流れを妨げることがあります。
「流れ」が良いということは、体の様々なシステムがうまく連携して機能しており、体が健康であるというサインなのです。
自律神経の乱れを整体で改善できる理由③:身体の緊張を解放
身体の緊張を解放することについて、もし身体を一日中緊張させたゴムボールにたとえるなら、そのゴムボールはきっと硬くなり、うまく跳ねなくなります。
私たちの体も同じで、ストレスや運動不足で筋肉が緊張し続けると、体は硬くこわばってしまいます。
この状態が続くと、体の中で「警報システム」が過剰に反応し、体は常に「警戒モード」に入ってしまい、疲れやすくなります。
整体では、この硬くなったゴムボールを優しく施術して柔らかくし、本来の跳ねる力を取り戻すように、体の硬くなった部分をほぐしていきます。
これにより、体の中の「警報システム」も落ち着き、体はリラックスした状態になります。
リラックスすることで、体の「準備モード」が解除され、心拍数や呼吸が落ち着き、より深いリラックス状態に入ることができるようになります。
整体で体の緊張をほぐすことは、体が自然に回復し、健康を維持するのを助ける大切なプロセスです。
ここで気になるのが「自律神経失調症の回復期間はどれくらい?」ということになりますが、やはり選ぶ整体院の質にもよるので、以下に詳しく説明します。
自律神経の乱れを改善できる整体を選ぶポイント
自律神経の乱れを整体で改善しようと考えたとき、良い整体師や整体院を選ぶことは、美味しいレストランを見つけるようなものです。
どのレストランが本当に美味しいかを知るには、いくつかのポイントをチェックしますよね。
- 口コミ・評判
- 施術の効果
- 実績
- アフターケア
以下に詳しく説明します。
口コミ・評判
口コミや評判を見るとき、ただ単に
- とっても良かったです!
- 1回ですっかり良くなりました!
という短いコメントだけではなく、実際にその人がどれだけ苦しんでいて、整体を受けた後にどのような変化があったのかを詳しく書かれた心こもった感想を探すことがとても大事です。
これは、友達がただ「この本は面白いよ」と言うのではなく、
- この本を読んで、こんなに泣いた!
- 物語の中でこんなにも励まされて、こんなに勇気づけられた!
と詳しく自分の経験を話してくれるのを聞くようなものです。
その詳細な話を聞けば聞くほど、その本を読んでみたいと思うでしょう。
同じように、整体院の口コミで、どんな悩みがあって、どのように改善されたのかを具体的に書いたものを見ることで、その整体院が自分の問題に対してどれだけ役立ちそうかをより深く理解することができます。
特に自律神経の乱れというのは人によって感じ方が違い、治療への反応も様々なので、似たような悩みを持つ人の詳細な体験談は、あなた自身が整体院を選ぶ際の貴重な手がかりになるでしょう。
だから、整体院を選ぶときは、単に結果だけを述べた口コミよりも、その過程や具体的な体験が詳しく書かれた、心こもった感想を探すようにしましょう。
そうすることで、自分にとって本当に価値のある整体院を見つけることができます。
施術の効果
整体院を選ぶ時、施術の効果を知ることはとても大切です。
それは、新しいレストランで料理を試すのと似ています。
メニューを見て美味しそうだと思っても、実際に食べてみないとその味はわかりません。
同じように、整体院での施術後に人々がどれほど楽になったか、どんな改善があったかを知ることは、その整体院が自分に合っているかを判断する手がかりになります。
でも、「1回の施術で全てが解決した!」というような話には注意が必要です。
特に、自律神経の乱れに関しては、それが一朝一夕に改善することはまれです。
自律神経の問題は、長年の習慣や生活環境、ストレスなど、多くの要因が絡み合って起こるものですから、簡単には整わないのが普通です。
なので一回きりの施術で改善することは難しく、定期的なケアや生活習慣の見直しなど、長期的な取り組みが大切になります。
整体院を選ぶ時は、施術効果として「すぐに効果があった」という声だけでなく、長期にわたって通院してじっくりと体の問題に取り組んだ結果、どのように改善していったかを共有している口コミや評判を重視すると良いでしょう。
これが、本当に自分に合った整体院を見つけるための鍵となります。
実績
実績をチェックするのは、長く続いているお店が美味しい料理を出しているかどうかを確かめるのに似ています。
長年愛されてきたレストランが、美味しくて信頼できる料理を提供している証拠のように、整体院も長く営業しているというのは、多くの人から信頼され、良い仕事をしてきた証拠です。
特に、自律神経の乱れのようなデリケートな問題を扱う場合、どれくらいの期間その分野で経験を積んできたかはとても重要です。
ここでよく出てくるのが「国家資格保有者」という言葉ですが、資格を持っていることと、実際にその分野で長い経験を積んでいることは別問題です。
資格があることは大切ですが、それ以上に「長きにわたって多くの患者さんの自律神経の問題を改善してきた」という実績の方が、その整体院を選ぶ上で重要なポイントになります。
たとえば、資格を持っている新人シェフと、長年美味しい料理を作り続けてきたシェフがいたとき、どちらの料理を食べてみたいですか?
多くの人は経験豊富なシェフの料理を選ぶでしょう。
整体院を選ぶときも同じで、資格は基本条件かもしれませんが、長年にわたって積み重ねてきた実績や経験が、本当に信頼できる整体院を見分ける鍵となるのです。
アフターケア
アフターケアって、実は整体院を選ぶときにすごく大切なポイントなんです。
特に、自律神経の乱れは、一度の施術でピタリと治るものではないので、定期的に通ってじっくりとケアしてもらうことが大切です。
自分の体の変化に気づき、その都度適切なアドバイスをもらえるような、長期的な関係を築ける整体院が理想的です。
ここでポイントとなるのが、「かかりつけの整体院」を持つことの重要性です。
これは、一人の家庭医に長く診てもらうのと同じで、あなたの体の変化をよく知る人が、あなた専用のケアを提供してくれることになります。
そのため、整体師が頻繁に変わる整体院や、毎回違う人が施術するような場所は避けた方が良いです。
なぜなら、あなたの体の状態やこれまでの経過を深く理解してもらえなくなる可能性があるからです。
例えば、あなたが大切な友人との長い付き合いを通じて、相手の好きなものや苦手なものを学んでいくように、整体師も長くあなたを診ることで、あなたの体の特徴や必要なケアを細かく把握していきます。
これが、効果的なアフターケアへと繋がり、最終的には自律神経のバランスを整えるのに役立つのです。
つまり、アフターケアがしっかりしている整体院を選ぶことは、自分自身を大切にすることにつながります。
施術後のフォローアップやアドバイスが充実している整体院を選ぶと、自律神経の乱れをじっくりと改善していく上で、大きなサポートを受けることができるでしょう。
整体で自律神経の乱れ改善の料金相場
整体院での施術料金を考えることは、自分の健康や体調を整えるために、定期的に健康診断や予防接種に行くことに似ています。
健康診断や予防接種では、その時点での健康状態をチェックし、将来的な健康問題を防ぐための対策を講じます。
これには、ある程度の費用がかかりますが、長期的に見て自分の体を守るための重要な投資です。
整体の料金相場
たとえば、「もみほぐし」で5,000円から8,000円、骨盤矯正で5,000円から9,000円程度を支払うのは、自分の健康を守り、より良い生活を送るための予防策と考えることができます。
自律神経の乱れを整えるメニューが5,000円から10,000円程度で提供されている場合も、これは自分の体調を整え、日々の生活の質を高めるための貴重な投資となります。
保険は適用外?
整体で施術を受ける際に注意したいのが、保険適用外であることです。
健康保険は「病気やケガの治療」および「病気やケガを理由とする休業」に備えるためのものです。
整体で受ける施術はリラクゼーションを主な目的としているため、保険適用にはなりません。
そのため、整体で施術を受ける際は、事前に公式サイトで料金を確認することが大切です。
しかし、これを長期的な視点で自分の健康を守るための投資と考えれば、定期的に適切なケアを受けることの価値を理解できるのではないでしょうか。
そのため、事前に整体院の料金体系を確認し、自分にとって無理なく続けられる範囲で整体を利用することが大切です。
ちなみに、楽 整体サロンは1回10,000円での施術となりますが、自律神経の乱れの場合は少し継続通院となりますので、金銭的な負担軽減のためにぜひ回数割引券をお使いください。
札幌で自律神経の乱れを改善したい場合は「楽 整体サロン」
札幌のチカホ出口9番から徒歩1分にある「楽 整体サロン」では初回来院時に、他のどの整体院でもやっていない独自の自律神経の体感検査を必ず行います。
実際に患者さまご本人が気づけていない自律神経の乱れを体感していただき、初回の施術後にどのように自律神経が変わったのかを体感していただくことが出来ます。
これは院長である荒井が自ら経験した自律神経の乱れや鬱的症状をもとに、長年かけて培った技術が使われています。
そして数回通院しているうちに、乱れていた自律神経が整う状態を実際に体感していくことになります。
そうすることで気温や気圧、ストレスといった事に対する対応力を取り戻し健康を維持できる体に回復していくのです。
「楽 整体サロン」は特に自律神経の乱れを整えることを主体に扱っております。
肩こり、腰痛、めまい、頭痛、吐き気、背中の痛み、猫背、ストレートネック、更年期障害…様々な症状に必ず関係しているのが自律神経の乱れです。
そこを整えずして各種症状の根本解消には至りません。
この方の声をぜひお読みください。
<症状> 7/23 動悸(地下鉄)
7/24 精神科受診:抗不安剤処方(頓服)
8/8 不安定:抗不安剤服用
8/9 動悸(地下鉄):抗不安剤服用
8/10 疲労感:抗不安剤服用
8/11 背中の張り:抗不安剤服用
8/12 動悸(地下鉄):抗不安剤服用
8/13 背中の張り:抗不安剤服用、不安定:抗不安剤服用
8/14 不安定:抗不安剤服用
8/15 背中の張り:抗不安剤服用
8/16 ほてり:抗不安剤服用、頭痛:抗不安剤服用
8/16 精神科受診:抗不安剤処方(朝夕1錠28日分)
8/18 ほてり
<参考> 2010/4~2016/12 精神科通院 抗うつ剤・抗不安剤 7月下旬、地下内で動悸が始まり、JR車内でも動悸が治まらなかったので、発車前に下車しました。
自律神経失調症は以前にもなったことがあったので、翌日精神科を受診し、抗不安剤を処方されました。
それから半月ほどは、症状は出なかったので、一時的なものかと思っていました。
8月上旬から毎日1~2回、自律神経失調症の様々な症状が出るようになり(動悸、疲労感、ほてり、背中の張り、頭痛)、その度に抗不安剤を服用していました。
以前、自律神経失調症になったときは、抗うつ剤で症状が治ったので、精神科の医師に相談したところ、以前に服用していた抗うつ剤は減量するときに離脱症状が出るため、服用期間が長くなってしまうことから、抗不安剤を1月分処方されました。
薬物以外に治療する方法を探したところ、楽 整体サロンのホームページに、自律神経失調症を治療していたので、治療を受けることにしました。
楽 整体サロンに電話し、その日の午後から治療を受けることになりました。その後週2回の治療を受けたのですが、症状は毎日1回~2回出ていました。
治療9回目後に、症状のない日が出るようになりました。治療17回目の翌日、地下鉄ホームで動悸が始まったので、抗不安剤を服用しようとしたところ、飲まなくても良いのではないかという気持ちになって、そのまま乗車するとそのうち動悸が治ってきました。
結果として、それ以降、症状が出なくなりました。治療も、週2回から週1回になり、3週間に1回になりました。治療間隔が空くにつれて、治療後の怠さも少なくなり、体も動くようになりました。

自律神経失調症でお悩みなら札幌で人気No.1!「楽 整体サロン」 感想 ※個人の感想で成果を保証するものではありません。
このように、どこの治療院に通っても改善せずに悩み続けている方の「最後の砦」として、責任と自覚をもって対処させて頂いております。